無垢の床に憧れるけど・・・　(C様からの質問へのお答え)

吉井工務店

2019年 09月 03日 (火)

こんにちは、

兵庫県多可郡多可町加美区の吉井工務店のようちゃんです(#^.^#)

本日は、無垢の床について質問を頂いたので、

そのことについてのお話です(*^^*)

リフォームをお考えのC様から、

【無垢の床に憧れがあるが、小さな子供がいるため、

　飲み物などをこぼしたり、物を落としたりするのが心配。

　腐ったりしないのですか？】

とご質問を頂きました。

最近、無垢の床へのご質問をよく頂きます。

自宅の床も無垢材を使用しているんですが、とっても足触りがよく、夏でもさらっとしていて気持ちいいです(*^-^*)

逆に冬は合板の床材に比べて、ふわっと暖かく感じます。

そして、柔らかく、足腰への負担も軽減されるので、とってもおすすめ♪

でも、その反面

・柔らかいので傷がつきやすい。

・調湿効果があるので、床がすいたり(隙間が出来る)して、そこに物が落ちやすい。

・液体をこぼした場合、早めに拭かないとシミができる。

などの注意点もあります。

ただ、同じ場所にずっと水をこぼし続けて、乾く時間がない状況でない限り、

腐ってしまうことはないと思いますのでご安心を(^^♪

無垢材のなかには表面を強くするためにウレタン塗装を施したものもあります。

ウレタン塗装をすると、耐久性や耐摩耗性に優れますが、本来木が持っている

通気性、吸放湿性、暖かい肌触りなどの木の良さをそこねてしまいます。

ですので、やっぱり無垢本来の良さを楽しむなら、

傷なども思い出として受け入れていくのがいいのかなぁと思います( *´艸｀)

飲み物をこぼしても、サッと拭くとシミにはなりませんし、そのへんも慣れかも♪

うちのこには、

『みんなの大事なお家だから大事にしようね～(#^.^#)』とよく言っています。

2歳ながらきっとわかってくれている・・・ハズ・・・(笑)

どうしても、気になる！！

という方は、合板の上に薄くスライスした無垢材を張ってある合板フローリングというものもオススメ。

見た目は無垢の床と変わりませんが、

無垢材に比べて乾燥や、収縮などによる狂いが生じにくく、

お値段もリーズナブルで、床暖房対応のものなどもあります。

ただ、合板フローリングにも、接着面がはがれやすく定期的に張り替えが必要なこと。(10年～20年程度)

無垢に比べて硬く感じたり、温かみを感じにくいという注意点もあります。

どちらにも良い所、注意するべきところがあるので、

生活スタイルに合うものを選んでみてくださいね(^^♪

少しでも参考になれば幸いです。

また、なにか疑問があれば気軽にご質問くださいね♪

ありがとうございました。